気候変動ビーガンアイスクリーム産業に打撃


8月2日付けのブルームバーグの記事「気候変動ビーガンアイスクリーム産業に打撃」によると、近年東南アジアを襲う暴風雨などの災害が増加/深刻化傾向にあり、ココナッツ生産に悪影響をもたらしているそうです。


近年ビーガンアイスクリーム市場は爆発的に拡大しており、2017年には4億ドルだった世界市場は、2024までに10億ドルまでに成長することが見込まれています(Global Market Insights Inc, 2018)。


そのような状況でのココナッツ栽培の危機は、タイやフィリピン産のココナッツミルクを主原料としてアイス生産をするビーガンアイスクリーム産業にとっては大きな打撃であり、アメリカとカナダの全域でビーガンアイスクリームを販売するCoconut Bliss社など、主要なメーカーは、先を見越して、既にナッツ類や豆類のミルクを使ったアイスクリームの開発を始めているとのこと。

弊社が輸入するアイスクリームミックスのメーカーであるMami’s Gelatoも既に東南アジア以外でのココナッツの調達に着手しています(より近い場所から原材料を調達をしたい、というのが理由ですが)。そして、7月より、米国産のアーモンドミルクでできたアイスクリームミックスの発売も開始しました。もうすぐ日本の皆さんにもご紹介できる予定です。


この記事は、ポートランドでビーガンアイスクリームチェーン店を展開するSalt & Straw社の共同経営者Tyler Malekの以下の言葉で締めくくられています。


「これは試練だが、未来の楽しく、新しい試みへのゲートウェイかもしれない」。


これを読むと、新しいアイスクリームとの出会いにワクワクする一方で、ビーガンアイスクリームメーカーに新しい販路を得て、希望を抱いている東南アジアのココナッツ農家が窮地に立たされないかという不安も生まれます。


アイスクリームを食べて生産者を支援したり、サステナビリティーに貢献できる仕組みについて、仲間と考えたいです。



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