目と舌で楽しんで、身体で喜んでこそ

NICE CREAMの輸入を始めた2017年から、東京、チェンマイ、バンコク、ハノイ、ワルシャワ、ブダペスト、インディアナポリス、ニューヨーク、シアトル、クアラルンプール、モスクワ等で、様々な植物性アイスクリームを食べてきました。こう書くと、究極の味を求めて熱心に調査研究しているようですが、実は私、あまり味にこだわりがなく、なんでも「おいしい!」と食べてしまう人でして、自分の舌をあまり信用していません。


そこで、それらの店舗をおとずれた際に大事にしている問いは「もう一回わざわざ食べに行きたいか?」です。植物性だからとか、原材料にこだわっているから、オーガニックだから、などという理由で商品や店を選んでファンになる人はほんの一部です。たくさんの人に選んでもらうためには、舌だけでなく、目でも楽しむことが大切ですし、店舗であれば働く人も含めた空間も重要な要素です。そこに原材料のこだわりが加われば、結果的に身体が喜び、また足を運びたくなります。


さて、過去訪れたたくさんの植物性アイスクリームを提供する店舗で、「もう一回わざわざ行きたい」と思った場所はどこか。一つはブダペストのVega City。もう1店舗は、東京自由が丘にあるShiro Cafeです。北海道で生まれた自然派コスメティックの会社が運営するカフェで、ここは昨年6月より店舗の全てのメニューをヴィーガンに変えています(この会社のストーリーと代表の今井浩恵さんの ご活躍ぶりももとても興味深い!)。 以下は先日いただいたパフェ。上にのった甘酒の生クリームと、一番下の層のオレオのようなザクザクのチョコクッキーがあとを引くおいしさ。まだまだ全然調査が足りませんが、空間やメニューのラインナップや会社のストーリーも含めて、並んでも食べたいと思うのは、今のところこのお店ぐらいでしょうか。 やがて植物性とかオーガニックを出すことは当たり前になる時代がくると思います。どのお店が本物のお肉で、どのお店のものがフェイクミートか分からなくなる時代がくるかもしれません。そんな時代に生き残れるのは、やはりいかに訪れる人に喜んでもらえるかを主軸に、商品とサービスと空間づくりを丁寧に行っている場所ではないでしょうか。 Shiro Cafeサイト: https://shiro-shiro.jp/ext/shiro_cafe.html






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